JSSA システム監査学会
  

第32回公開シンポジウム

(2019/9/18 updated)


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第32回公開シンポジウム タイトル

【開催趣旨】

 政府が「第5期科学技術基本計画」の中で提唱した「Society5.0」は、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)」を意味しています(注)。ロボット、AIなどの技術の活用やきめ細かにカスタマイズされたサービスの提供などによるさまざまな社会的課題の解決や新たな価値の創出が期待できる反面、サイバー攻撃による被害が、現実空間にまで及び、国民生活や経済・社会活動に重大な被害を生じさせることも懸念されます。
 今回のシンポジウムでは、この「Society5.0」およびこれを実現するサイバーフィジカルシステムにおける課題は何か、その課題に私たちはどう取り組んでいくべきか、そして監査はどのような役割を果たすべきかについて議論を深めます。
 本学会会員のみならず情報システム、情報セキュリティ、リスクマネジメント、内部・外部監査などの領域において理論と実践に携わっている関係各方面の方々のご参加をお待ち申し上げております。

(注)Society 5.0:https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html

【プログラム】

司会:大会実行委員長 清水 惠子

10:00-10:10 開会挨拶 システム監査学会 会長 石島 隆
10:10-10:20 来賓挨拶

経済産業省 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課長  奥家 敏和 氏
10:20-11:10 基調講演
  「産業分野におけるサイバーセキュリティ政策」

  "Cybersecurity Policy for Industry Sector in Japan"

 あらゆるものがIoTでつながる「Society5.0」、「Connected Industries」の実現に向けて産業社会が変容する中で、新たな形の産業構造に潜むリスクを洗い出し、サプライチェーン全体としてサイバーセキュリティ対策に取り組む必要がある。
 経済産業省では、このような新たな形の産業構造に求められるセキュリティの対応指針として、『サイバー・フィジカル・セキュリティ対策フレームワーク(CPSF)』を本年4月に策定した。本講演では、CPSFの概要を紹介するとともに、当省で取組を進めるサイバーセキュリティ政策の概要をご説明する。

経済産業省 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課長  奥家 敏和 氏
11:10-12:10 講演1
  「Society5.0におけるデータの位置づけ」

  "The Importance of Data in Society 5.0"

 国際的にデータの利用が注目されている。米EMCコーポレーションとIDCの調査によれば、世界で生成されるデータ量は、2013年4.4ゼタバイトだったものが、2020年には44ゼタバイトになるという。これは128ギガバイトのipadで積み上げると25万3000kmにも及び、これは月と地球の間の距離の3分の2になる。わが国は現実空間を情報空間へ投射し、そこから現実空間を制御するSociety5..0を推進している。この社会観の中でデータはどのような位置づけで扱われようとしているのか、利用と保護・セキュリティの観点から解説する。

一般財団法人日本情報経済社会推進協会 常務理事  坂下 哲也 氏
12:10-13:00 昼休み
13:00-14:10 研究発表セッション(公募)
座長/コメンテータ  大阪成蹊大学  松田 貴典
城西国際大学  本田  実
13:00-13:35
研究発表1
「サイバー・フィジカル・セキュリティ対策の実装と保証に向けて」
"Implementation and Assurance of The Cyber/Physical Security Framework"
 Societey5.0においては、多様なニーズにきめ細かに対応したモノやサービスを提供し、経済的発展と社会的課題の解決を両立していかなければならない。4月に公表された「サイバー・フィジカル・セキュリティ対策フレームワーク」では、Society5.0により拡張された「価値創造過程(バリュークリエイションプロセス」)」のセキュリティを確保するために、信頼性の基点として、(1)企業(組織)間のつながり、(2) フィジカル空間とサイバー空間のつながり、(3) サイバー空間におけるつながりの3層のモデルを考慮した対応が求められた。この3層のモデルに対応したバリュークリエイションプロセスを実現しつつ、その対応が適切であることを相互に信頼できるよう保証するためにはどのような課題があり、その解決のためにどのような実装の枠組みや工夫が考えられるかを、国際標準や技術等を参考に考察する。

システム監査技術者、CIA、CISA  成田 和弘 氏
13:35-14:10
研究発表2
「人工知能によせる理想と現実-人工知能のシステム監査に向けたアプローチ-」
"Ideal and reality based on artificial intelligence
- Approach for system audit of artificial intelligence-"
 人工知能の研究、技術が急速に発展と進化が進み、有効性、利便性が大きく向上してきている。それに伴い、社会の期待・不安が交錯し、国内外問わず警鐘をならす意見や、ガイドライン・基準等が構築されてきている。また、人工知能によせる理想と現実、開発者、利用者のあいだにギャップが埋められないためにPoCで終了してしまうプロジェクト、失敗となったプロジェクトも増えてきている。
 本研究ではこれらの状況を整理し、人工知能に係るシステムの監査項目や評価基準について考察する。

株式会社ムーンライトシステム  東野 憲康 氏
14:10-14:25 休憩(15分)
14:25-15:25
講演2
「Society5.0時代のシステム監査に求められる視点(仮)」
 "Viewpoints required for system audits in Society 5.0"
 昨今、企業情報の漏洩、破壊等のサイバーインシデントの発生が増加している中、政府が提唱している「Society5.0」を実現するためには、情報セキュリティ等のインフラ面での整備が重要な課題となっています。
 一方で、その根幹となるインフラやサービスを安心して利用してもらうためには、実態としてのセキュリティを担保するとともに、社会的に信頼されるための説明責任を果たす必要があります。公認会計士は、SOC2、IT委員会実務指針第7号に代表されるような保証業務や、内部監査支援コンサルティングなどの業務を通じて企業の情報セキュリティに関する課題解決に寄与してまいりました。
 本講演においては、公認会計士がこれまでの知見・経験も活かして、Society5.0におけるサイバーフィジカルシステムの課題解決にどのように貢献できるのかについて展望いたします。

日本公認会計士協会 IT委員会
情報セキュリティ等対応専門委員会  専門委員長  加藤 俊直 氏
15:25-16:25
総括講演
「サイバーフィジカルシステムにおける情報品質の確保とシステム監査」
 "Information quality assurance and systems audits in cyber physical systems"
 Society5.0の世界では、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムの利用が前提となる。これを実現するためには、サイバー空間上の情報とフィジカル空間上の人やモノをつなぐために、さまざまなレベルの情報システムやネットワークが必要となるが、これは共通の利用基盤であるプラットフォームを介する形態が主流となることが想定される。本講演では、当日の講演と研究発表の内容を踏まえ、Society5.0の世界で実現されるサービスの効用を高め、リスクを軽減するために、それに関わるプラットフォームの情報品質の確保とそのシステム監査において、どのような取り組みが必要かを検討する。

システム監査学会 会長/法政大学経営大学院
イノベーション・マネジメント研究科 教授 石島  隆
16:25-16:30 閉会挨拶 大会実行委員会 委員長  清水 惠子

都合により、講演内容に変更が生じる場合がありますが、ご了承ください。

【開催要領】

日時  2019年10月25日(金)10:00〜16:30
場所 機械振興会館ホール(東京都港区芝公園3-5-8)
※会場内、インターネット利用可
定員  200名
配布資料について 資料はダウンロード形式とし、冊子版の配布はありません。
第1次納入期限までに納入いただいた方には、事前に資料のダウンロードサイトの情報をメールでご案内します。
なお、開催当日、受付時にダウンロードサイトの情報をお知らせします。
参加申込および
参加費納入期限
学会ホームページからお申し込みください。



(申込画面のページは、SSL(Secure Socket Layer) 暗号化通信により、入力された情報が外部に漏れないように保護されています。)
●Webからお申し込みいただいた方には申込受付後、参加証が自動返信で送信されます。
 申込受付後、参加証を発行しますので、当日持参の上、受付にご提出下さい。

申込期間 会員 非会員 納入期限(注)
第1次 〜10月16日(水) 事前振込:5,000円
当日現金支払い:6,000円
8,000円 10月18日(金)
第2次 10月17日(木)
以降
〜当日申込
6,000円 当日現金払い

注)・会員とは、システム監査学会の正/学生/賛助会員および、後援団体の会員をいいます。
・第1次期間内に申込みが終了していても、当日現金支払いの場合は6,000円となります。
・事前に請求書を発行している場合でも、当日現金支払いの場合は6,000円徴収させていただきます。
・会社名義で10月19日以降に振り込まれる場合は、(株)毎日学術フォーラム システム監査学会係までご連絡ください。
連絡先  maf-jssa.event@mynavi.jp
参加費納入先 参加費の納入先は以下の口座のみとなりますので、ご注意ください。

●郵便振替  00190-8-588146
口座名: システム監査学会

●ゆうちょ銀行(他の金融機関から振り込む場合)
店名: 〇一九店(ゼロイチキュウ店)/店番−019
口座番号: 当座預金 0588146
口座名: システム監査学会

★振込手数料はご負担下さい。

参加費納入後にキャンセルされた場合の返金はできませんのでご了承ください。
(納入して欠席された場合は資料のダウンロードサイトをご連絡いたします。) 
後援団体
(依頼中)
一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
NPO法人日本システム監査人協会(SAAJ)
ISACA東京支部・名古屋支部・大阪支部・福岡支部
NPO法人日本セキュリティ監査協会(JASA)
日本ITガバナンス協会(ITGI)
日本セキュリティ・マネジメント学会(JSSM)
一般社団法人経営情報学会(JASMIN)
一般社団法人情報処理学会(IPSJ)
公益社団法人日本技術士会(IPEJ)
一般財団法人日本データ通信協会(JADAC)
日本公認会計士協会(JICPA)
日本情報経営学会(JSIM)
一般社団法人日本内部監査協会
NPO法人ITコーディネータ協会(ITCA)
資格継続
ポイント
について
大会終了後、受講証明書を発行しますので、ご希望の方は申込時に「受講証発行」欄 の「要」を選択してください。

●専門監査人の業績ポイントは 10ポイントです(複数区分の資格を取得している場合は1区分のみ対象)
●その他の団体の資格継続ポイントについては、所属する団体にご確認下さい。

*団体指定の受講証明書(様式)がある場合は、当日ご持参ください。
大会実行委員会
委員長 清水 惠子 (公認会計士)
委員 足立 憲昭 (生活品質科学研究所) 荒木 哲郎 (赤坂山王総合法律事務所)
  遠藤 正之 (静岡大学) 黒澤 兵夫 (TAKE国際技術士研究所)
  神橋 基博 (三井住友フィナンシャル
グループ)
成田 和弘 (三菱UFJトラストシステム)
  堀江 正之 (日本大学) 本田  実 (城西国際大学)
  松田 貴典 (大阪成蹊大学) 山本  孟 (MHOアシストラボ)
参加費納入・受付に
関する問合先
(株)毎日学術フォーラム システム監査学会係
メールアドレス maf-jssa.event@mynavi.jp
主催 システム監査学会
〒106-0032 東京都港区六本木1-9-9  JIPDEC内
TEL 03-5860-7556
問合せフォーム https://www.sysaudit.gr.jp/toiawase/index.html
※本イベントの受付業務は(株)毎日学術フォーラムに委託しています。

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