終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。
システム監査学会25周年記念の「公開シンポジウム」を、今年11月12日(土)に大阪市内の大阪成蹊大学(相川キャンパス)にて開催します。 現代社会は、ICT(Information and Communication Technology)に依存した社会であり、ICTなしには、企業も社会もなりたちません。しかし、ICTが高度活用すればするほど、その「効用(恩恵)」を受ける反面、その効用に隠された「脆弱性」は、より広範にICTとの関連性がわからなくなるほどに複雑になり、潜在化することになります。近年発生した原子力発電事故、大手銀行のシステム障害、国際的な個人情報漏洩事件など、ICTとの関連性は見えず、経営的組織的マネジメントのミスや失敗で、その修復が遅れ、致命的な問題になりつつあります。また、その原因は、「想定外の事故や災害の発生」となり、セキュリティ対策や危機管理(クライシスマネジメント)、リスクマネジメントの難しさのみが印象づけられてしまうことになります。これでは、健全な情報化社会は期待できなくなります。想定外の脆弱性の一つひとつひも解きながら、これまで経験し実施してきたリスクマネジメントやクライシスマネジメントを適用し、できる限り想定外の問題を小さくして対策をとる必要があります。たとえば、BCP(事業継続計画)の見直しやコンティンジェンシープラン(不測事態対応計画)など、新たな対策の見直しは典型的な事案です。 今、このことを指摘し、対策の見直しや改善を促すシステム監査が求められるのです。「想定外脆弱性」と言われるなかで、システム監査の重要性と新たな役割を討議していきます。 なお、今回のシンポジウムでは、講演と研究発表を行います。多くの会員からの研究発表をお願いします。 |
シンポジウム開催までの流れ
6月下旬〜8月20日 | 発表者募集期間 発表者(報告者)の登録 (発表論題と概要(200字程度)の提出
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9月初旬 | プログラム案の作成と概要の公表。 この時点で参加者の募集を開始 | |
9月末 | 発表論文(4ページ)+プレゼンテーション資料提出 論文の体裁
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10月末 | 予稿集(発表論文 4ページ+プレゼンテーション資料)の作成 | |
12月末 | 公式論文(10ページ前後)提出 → 査読後、特集号の論文を作成 | |
2012年3月(予定) | 論文集(学会誌)の発行 |
開催要領
日時 | 2011年11月12日(土) 10:30〜17:00 (10:00開場) 懇親会 17:30〜19:30 |
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場所 | 大阪成蹊大学 相川キャンパス プラムホール(300番教室)他 (大阪市東淀川区相川3丁目10-62) 地図はこちら |
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大会事務局 | 大阪成蹊大学 松田研究室 (シンポジウム事務局) (メールはこちらから) |
大会運営委員会(第XV期役員)
委員長 副委員長 委員 |
松尾 明 稲垣 隆一 齋藤 敏雄 石島 隆 伊藤 龍峰 小野 修一 喜入 博 国武 洋 黒澤 兵夫 小林 不二夫 税所 哲郎 |
酒井 哲夫 櫻井 由美子 佐藤 修 清水 惠子 高瀬 宜士 遠山 暁 野々山 隆幸 原田 要之助 |
日高 祐子 舩津 宏 堀江 正之 本田 実 松田 貴典 森久 博 森宮 康 安尾 勝彦 |
吉田 洋 芳仲 宏 和貝 享介 平塚 康哲 山本 孟 |
委員長 副委員長 委員 |
松田 貴典 飛田 治則 石島 隆 深瀬 仁 安尾 勝彦 雜賀 努 森久 博 高瀬 宜士 福本 洋一 吉田 博一 片岡 学 浦上 豊蔵 城 順平 木村 安寿 津田 博 酒井 哲夫 冨田 克彦 是松 徹 鈴木 正人 佐々木 徹 小倉 哲也 |
大阪成蹊大学 (株)ルシアン 法政大学 パナソニック溶接システム(株) (株)オオコシ セキュリティ コンサルタンツ (株)ニイタカ (株)新日鉄ソリューションズ 帝塚山大学 第一法律事務所 大阪府 会計検査院 三洋ITソリューションズ(株) イオンリテール(株) 関西学院大学大学院 近畿大学 追手門大学 大阪市立大学院大学 オムロン(株) 大阪市役所 パナソニックITソリューションズ(株) 大阪成蹊大学 |
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