JSSA システム監査学会
  

2002年度の研究会履歴

(2007/8/2 updated)


ホーム研究会>2002年度の研究会履歴
定例研究会  (主査:橘和 尚道、松尾 明、芳仲 宏 )
運営方針 当学会の研究制度の一部変更に伴い、今年度より、学会の研究プロジェクトの研究成果(中間結果を含む)の発表を中心に運営していきたい。 参加費:会員無料、非会員1,000円を徴収)
第3回 テーマ:サイバー社会とJRMS

発表者:明治大学 商学部教授  森宮  康 氏

発表のねらい:
 (財)日本情報処理開発協会が2002年3月に発表した「JIPDECリスクマネジメントシステムのあり方に関する研究」は基本的な特徴として次の4点にあった:第1にリスクマネジメントシステムに基づいて展開した;第2にシステム構成をネットワークシステムに置いた;第3に、組織の構成が責任の所在により異なる実態を踏まえ、経営陣、IS部門、ユーザ部門と分けて、情報システムに対応させた;第4に、脆弱性対応の質的な発展を想定したマチュリティモデルを考慮した。
 その後の実証実験を踏まえ、実務的に重要な点が具体的に明らかにされてきた。そこで、質問構成・質問項目の内容・質問数の見直しを行ってきたのですが、研究会ではこうした経緯を踏まえ、JRMSの有効性ならびに今後の展望を探りたい。

開催時期:2002年3月19日  18:00〜20:00
第2回
テーマ:ソーシングによるビジネスプロセスの改革

発表者中央大学 商学部教授  遠山  暁 氏

発表のねらい:
 われわれは、伝統的にビジネスプロセスはインプットとアウトプットが明確に定義できる「直線的な流れ」として扱っている。システム監査もその発想のビジネスプロセスを支えるシステムを前提にして実践されている。しかし、最近のインターネットを中心とするICT環境では、ビジネスプロセスは必ずしも直線的とは言えず、インプットもアウトプットも必ずしも明確でなく、「非直線的」特性が現れている。その鍵を握っているのが「アウトソーシング」というよりも「ソーシング」にある。本報告は、システム監査を一層意義あるものにするために、ソーシングによるビジネスプロセス変革のあり方を明らかにする。

開催日:2002年2月28日 18:00〜20:00
第1回 テーマ:システム監査技術者試験の動向について

発表者: (有)アサップ経営システムコンサルティング 代表取締役  梅津 尚夫 氏

発表のねらい:
 システム監査の重要性が高まるなかで、ここ1〜2年のシステム監査技術者試験の受験者が急増している。学術研究者の立場からはその現状を、受験希望者からはその傾向と対策を知りたいところです。日頃この研究を重ねておられる梅津氏に発表していただく。

開催日:2002年1月17日 18:00〜20:00

▲このページのトップに戻る

近畿地区システム監査研究会  (主査:安本 哲之助)
運営方針 IT化の進展に対応したシステム監査
第3回 テーマ1:情報社会の発展とシステム監査
       −情報化社会から情報システム化社会へ−

発表者:(株)ルシアン  飛田 治則 氏

発表のねらい:
 住民基本台帳ネットワークに象徴されるように、現在は「情報化社会」から、情報システムが市民社会に深く関わる「情報システム化社会」に突入したと考えられる。
 本報告では、情報社会の発展を鳥瞰的に検討することにより、現代社会における「情報」の位置づけを問う。同時に,生活環境化した情報システムをいかに健全なものにしていくかという観点で、システム監査の今後のあり方についても考察を試みる。

テーマ2:監査役のための『情報システム監査チェックリスト』改訂版について

発表者:日本監査役協会 関西支部  武田 道雄 氏/上園 忠弘 氏

発表のねらい:
 (社)日本監査役協会関西支部システム監査研究会がこのほど完成した「監査役のための『情報システム監査チェックリスト』改訂版」について報告する。本報告では、信頼性、安全性、有用性三部作のうち、有用性チェックリストについて報告する。

開催日:2002年11月30日(土)  14:00〜17:00
第2回 テーマ1.電子自治体の現況と課題−現場からの報告

発表者:敦賀市役所  川端 純一 氏

発表のねらい:
 政府の「e-Japan重点計画」に基づく地方公共団体の電子自治体への取り組みが活発である。全国ネットワーク、認証、電子窓口、電子申告、地域IT基盤構築の現況と課題を現場からの報告により明らかにする。

テーマ2.企業合併におけるシステム監査の要点とその限界について

発表者:日本インターシステムズ  福徳 泰司 氏

発表のねらい:
 金融機関の合併にともなうコンピュータ障害事例を参考に企業合併におけるシステム監査の要点について考察を行い、システム監査の役割およびその責任と限界について問題提起する。

開催日:2002年7月27日 (土)  14:00〜17:00
第1回
テーマ1.システム監査試験と新システム監査人制度について

発表者:鳥取環境大学  安本 哲之助 氏

発表のねらい:
 日本システム監査人協会がNPO法人化され、システム監査技術者試験合格者に対して「新システム監査人」認定制度の運用が開始される。その内容について報告する。

テーマ2.エンデベッドシステムにおけるシステム監査の適用

発表者:三洋電機(株)  浦上 豊蔵 氏/クボタシステム  神尾  博 氏

発表のねらい:
 携帯電話やディジタルTVといった情報家電の製品開発におけるソフトウェア開発の工数は、全開発工数の7割近くに及んでいる。
 2001年に発生した携帯電話の不具合ではその対策に膨大な費用を要し、ソフトウェアの品質向上が大きな経営課題として認識されるようになってきた。
 いま、エンベデッドシステムの開発プロセス改善による高品質化が求められている。発表者はシステム監査の手順に着目し、家電製品等の電子機器にファームウェアとして組み込まれるソフトウェア開発への適用の可能性や、その監査視点について考察を行った。

開催日:2002年4月6日(土)  14:00〜17:00

▲このページのトップに戻る


北海道地区システム監査研究会  (主査:八鍬 幸信)
運営方針 電子商取引のためのコンピュータ・ネットワークのセキュリティ問題を検討する。
第1回 テーマ:「情報セキュリティ監査研究会報告書」について

発表者:札幌大学  八鍬 幸信 氏

開催時期:2003年3月27日(木)

▲このページのトップに戻る


中部地区システム監査研究会  (主査:宇佐美 博)
運営方針 システム監査の実務と研究成果を交互に研究する
第1回 テーマ:情報システム監査の文献研究

発表者:名古屋文理大学  吉田  洋

開催日:2002年11月15日(金)

▲このページのトップに戻る


九州地区システム監査研究会  (主査:伊藤 龍峰)
運営方針 システム監査の現状と課題

▲このページのトップに戻る